犬にとって普段何気なく与えている食事に実は危険なものが含まれていることを皆さんはご存知でしょうか?
最近は一昔前に比べると非常に多彩なドッグフードが市販されています。その中から自分のパートナーに与える食事をどう選択し、与えるのか迷われている方も多いと思います。
そこで今回は、犬にとって危険な添加物を5選お伝えしていこうと思います。

危険な添加物

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)は、安価な酸化防止剤として、接着剤、ゴムなどに使われているフェノール系酸化防止剤である合成添加物です。
皮膚炎、過敏症を生じ、発がん性の疑い、変異原性(遺伝子に異常を起こさせる毒性で、発癌性と密接な関係があります。)、体重低下、脱毛などが報告されている、毒性の強い添加物です。

亜硝酸(あしょうさん)ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは、食品の発色を保持する効果を持ち、ボツリヌス菌をはじめ細菌の生育を抑える事により製品の腐敗を防止する働きを持ちます。
しかしながら、亜硝酸ナトリウムは毒性が強く、食肉に含まれるアミンという物質と結びつく事により、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化します。ですので摂取し続けると、がんになる可能性が高まると懸念されています。

ソルビン酸カリウム

ソルビン酸カリウムは、脂肪酸の一種で防腐剤として使用されています。他の脂肪酸と同様に代謝される事により「二酸化炭素」と「水」に分解される天然成分ですが、大量摂取すると「発育不良」や「肝臓障害」が起きる可能性があります。また前述した亜硝酸ナトリウムと反応することで発がん性物質に変化する事が分かっています。

グリシリジン・アンモニエート

グリシリジン・アンモニエートは、人口甘味料の一種。そもそも人間の食品には使用できない添加物となります。まだよく分かっていない添加物のため、人間に使用できないものである以上は犬にも与えることは控えるべきだと考えます。

エトキシキン

エトキシキンは、酸化防止剤として安価なドッグフードによく使われる添加物です。価格が安く酸化防止効果が高いことから、多くの商品に利用されています。しかしながら毒性が非常に高く人間用作物の農薬等にも使われることができません。

まとめ

上記の添加物はほんの一部です。これら以外にも問題視されているな添加物は多く存在します。普段の食事から愛犬を守るために成分表示を是非ご確認していただく事をお勧めいたします。

どうしてもドッグフードは怖いので他に食事方法をご検討の方は是非「犬の食事は生食が良い理由3選」という別の記事がございますのでご参考までに合わせて読んで頂けると幸いです。

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