現在の日本における犬の食事に関しては、殆どの方がドッグフード(ドライフード)をペットショップ等で購入することがほとんどかと思います。現在私はミニチュアプードルと共に生活しておりますが、食事は全て「生食」(なましょく)です。

生食(なましょく)とは?

言葉の通り、加熱していない生の食材を与える食事方法になります。みなさんがよく愛犬に与えれられいるドッグフードは加熱処理されているのに対し、生食では、生肉や生骨といった生の食材をそのまま与える事になります。生の食材を食べることで生きた酵素やビタミン、ミネラル、様々な栄養を吸収することができ、大変体に良いとされています。

生食のことを英語で「Raw Food(ローフード)」とも呼びます。

ドッグフードはダメなの?

多くの市販されているドッグフードには、保存料や着色料といったいわゆる添加物が多く使用されており、さらには穀物が含まれているものもございます。これらの多くは犬にとってアレルギー源になる事もあれば、そもそも犬は穀物を処理する消化器官を持ち合わせていませんので非常に体への負担となります。

生食をおすすめする理由を下記にまとめましたので、是非ご参考までにご覧下さい。

生食のメリット3選

その1 口腔衛生の改善

飼い主にとって多くの方が問題視されている歯垢や口臭、歯茎といった口腔衛生になります。とある調査によると、多くの中高齢犬の75%に歯茎に関する問題が発生することが分かっております。

生食にすることで、歯垢が着きにくく口臭も匂わなくなります。加えて、歯石も徐々に取れていきますので、それらが原因となる歯肉炎や歯周病等も発生しにくくなります。

その2 涙やけの改善

口腔衛生と共に多くの飼い主さんが困惑される問題としまして、涙やけがございます。涙やけとは、眼の周りの毛が涙によって茶色く変色してしまう状態を指します。 特に、白色や薄い色の毛の犬でわかりやすく目立つため、気になって病院で相談する飼い主さんも多いのではないでしょうか。 

涙やけの原因はいくつかあるとされていますが、多くの場合、食事が原因とされています。ドッグフードに含まれているアレルギーの原因となる添加物を探し、それが含まれていない別のドッグフードを購入されることが多いかと思いますが、それでも改善されないこともあります。それはアレルギーを引き起こしている原因がひとつではないことが要因に挙げられます。

そこで、食事を生食に変える事によりアレルギーを引き起こす原因となる添加物を体に入れる事なく、栄養を取ることができるので、涙やけの改善につながります。

その3 便の調子を整える

犬の排便に関しても、ドッグフードを与えた際に下痢になったり便秘になったりと調子が整わない時期があるかと思います。その際飼い主の取れる対応として食事制限であったり、運動(散歩)の量を調整、最終的には病院にかかる事になるかと思います。

しかし生食の場合であれば、食事内容の変更である程度便の調子をコントロールすることが可能です。
例えば最近軟便の様子であれば、普段赤身肉をメインに上げているところを少し骨を多めに与えることで、便を通常の硬さに戻してあげたりといった、それぞれの個体にあった食事に飼い主が調整してあげることが可能となります。

まとめ

生食はメリットも多く海外でも専用のお店があるように、日本でも徐々に広まりつつあります。
もちろんデメリットも無いわけではありません。あくまでもパートナーである愛犬の健康を守るための一つの手段として少しでも知っていただければ幸いです。

ワンちゃんとの生活を少しでも豊かにできるような、愛犬家の為の情報を中心に、特に関西のおすすめスポットや、お散歩、お得情報などを発信していきます。

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