2022年2月17日、株式会社昭文社ホールディングスと子会社の株式会社マップルが現在、高齢者やお子様の災害時等の安否確認ツールとして発売中の「おかえりQR」の新しい形として、ペットに向けた新商品「おかえりQRペット」を発売されました。
ペットの迷子や災害時の際に早期に発見できる手助けをができる様に、首輪やハーネスにつける迷子札そのものにQRコードが印刷されています。

万が一、愛犬が迷子や行方不明になった時は凄く助かりますね!

詳しく見たい方は下記の商品画像をクリックしてみて下さいワン
おかえりQRペット 詳細
【特長】
□ ユーザー登録は固有のID番号とメールアドレス(最大3件まで)の入力だけで利用可能
□ 個人情報の登録は不要です。(発見メールの受信登録アドレスを除く)
□ 発見者への本人情報は開示されません
□ ペットの情報(名前・特徴など)、電話番号が任意で登録できます
□ QRリーダー機能を所有しているスマートフォン・携帯電話で利用可能です
□ アプリのインストールは必要ありません
□ 発見場所や待機場所を地図で確認することができます
□ 発見した方が撮影した画像を送信できる機能も備えています
【仕様】
革製迷子札型(迷子札本体部分:H17mm×W55mm×厚さ1.5mm)
サイズは3種類です。取り付ける首輪のサイズに合わせてお選びください
取り付ける首輪のサイズの目安
□ 幅+厚み17~19mm:小サイズ(小型犬・猫用)
□ 幅+厚み20~24mm:中サイズ(中型犬用)
□ 幅+厚み25~29mm:大サイズ(大型犬用)
【内容】
封筒、製品(1個)、取扱説明書(首輪は付きません)
今まで販売されていたおかえりQRはシールタイプでの取り扱いとなっておりましたが、ペット向けに新商品を開発する中で、ペットの迷子札メーカーとして実績のある株式会社てるべると、ネームタグ等の高い印刷技術を持つ株式会社フクイの協力のもと今回のおかえりQRペットが開発されたようです。
おかえりQRペットの開発背景
コロナ禍の中、在宅で生活することが増えた事もあり、ペットを買う方が増え続けています。
ペットフード協会が2021年12月22日付の統計資料によると、犬、猫の飼育数は約1605万匹で2020年、2021年の年間新規飼育数の頭数は共に2019年より増えております。
一方で、環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室のホームページによると保健所等に引き取られる犬、猫についても年間7万匹を超え、そのうち33%が殺処分となっております。
一方で、保健所等に引き取られる犬や猫も年間7万匹(※2)を超え、そのうち約33%(※2)が殺処分となっており、フランスではペットが捨てられる状況を打開するため、ペットショップでの直接販売を禁止する法案が可決されました。日本でも近年ブリーダーに対する規制が強化され、この6月からはペットショップで販売される犬・猫についてマイクロチップの装着が義務化されます。
※2 環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室ホームページより
このような業者や飼い主のモラルに関わる社会情勢もさることながら、近年注目されているのは「災害」によるペットの迷子、行方不明、放置に関する問題です。
東日本大震災で、大きな災害を受けた東北地方などでは、地震や津波に驚き迷子になってしまったり、その後の原発事故の避難の際置いていかざるを得なかったペットたちの存在が浮き彫りとなりました。
近年は日本各地で地震が頻発し、集中豪雨や台風による大きな水害も起きています。そのたびに驚いて迷子になってしまう犬や猫が出てしまっている。ペットブームの陰でそうしたことが起きています。

<「おかえりQRペット」の装着イメージおよび製品画像>
今回、「おかえりQRペット」を開発するにあたって最も考えたことは「殺処分になる犬や猫を減らす」「災害時に行方不明になってしまった犬や猫の発見確率を上げる」この2点です。
マイクロチップの義務化がされるとはいえ、既に飼われている1605万匹の問題は容易に解決しません。また既存の様々な迷子札や位置情報サービスは、犬や猫の着け心地、耐久性、個人情報保護、といった観点で改善すべきところがありました。その点を踏まえ、迷子札のスペシャリストであるてるべるとタッグを組み、さらには皮革製品に正確なQRコード印刷のできるフクイの協力を得て、このたびお使いの首輪やハーネスにそのまま装着できる皮革製品「おかえりQRペット」が完成しました。
その意義、ですが、まず殺処分を減らす、という観点では、警察や市町村役場、保健所など、関係する公的な施設に対し、昭文社グループがこれまで培ってきたネットワークを活用して本商品の周知を開始している点が挙げられます。これにより、殺処分直前に、まずQRコードを介して飼い主の方に連絡を試行できる可能性が格段に増します。これは災害後の迷子ペットの保護に際しても効果を発揮します。
次に犬や猫に対する負担、ですが、てるべるの持つ技術により、犬や猫が気にして外してしまうような問題が非常に少なく、また耐久性の面においても、1年程度であれば読み取り性能がある程度保持されるだけの質を持った製品に仕上がっています。おかえりQRサービスそのものが、家族が毎年状況を確認し、連絡先も点検することで対象者の安全・安心に気を配っていただきたい、という観点から元々サービスの有効期限を1年に設定しており、その点との親和性もこの製品の特長となっております。
さらに、おかえりQRサービスでは、発見者がQRコードを読み取った際に、個人情報のやりとりをすることなく、発見場所の位置情報のみを飼い主に送信するしくみとなっているため、迷子札のような個人情報漏洩のリスクがありません。任意で電話番号や氏名など情報を連絡する機能を選択することは可能ですので、発見者、家族それぞれのニーズ、気持ちに沿ったサービス利用が可能です。
整理しますと「鑑札」「マイクロチップ」「迷子札/キーホルダー/ロケット」「GPS端末」といった手段がそれぞれ持つ課題をクリアできるサービスとして「おかえりQRペット」が開発された、と言えます。
)) 製品の仕様 ((
商品名:『おかえりQRペット』
体裁 :革製迷子札型(H17 mm×W55 mm×厚さ1.5mm=迷子札本体部分)
内容 :封筒、製品(1個)、取扱説明書(首輪は付きません)
価格 :2,992円(税込、発送料込)
販売 :Amazonおよび楽天市場の公式販売サイト
|| (Amazon)https://www.amazon.co.jp/dp/B09SHFRRJX/
(楽天市場)https://item.rakuten.co.jp/mapple-searchbiz/10000020/

)) おかえりQRペット 携帯画面遷移 ((
本製品のQRコードを、ペットを発見した方がご自身の携帯電話で読み取っていただくと、飼い主の方が事前に登録しておいたメールアドレス(3つまで登録可能)宛に、ペットの発見(待機)場所および避難場所が地図で現在の状況とともに通知されます。任意で連絡先や電話番号、氏名などを入力すれば、より親身に飼い主の方とコミュニケーションすることも可能です。
<サービス利用時(災害時)の携帯画面の遷移イメージ>
)) ご利用イメージ紹介動画もご用意! ((
実際にワンちゃんが装着している姿や利用イメージをご紹介する動画も作成いたしました。サイズ感や質感など、ご参考までにぜひご覧ください。
||【公式】おかえりQRペット サービス紹介
動画URL ⇒https://www.youtube.com/watch?v=u0KfMVymgyg
昭文社グループおよびマップルは、社会貢献を目指す企業として本事業を推進し、「家族」であるペットのの安全安心の確保に努めるとともに、今後関係各所への周知を重ね、販路も増やすことで、社会的な課題となっているペットの迷子、殺処分を減らす施策を実現してまいります。こうした思いを共有する自治体、事業者、地域のみなさまからのお声をぜひお寄せください。
|| 株式会社マップル おかえりQR担当窓口
所在地:〒102-8238 東京都千代田区麹町3-1
URL:https://www.mapple-search.biz/
TEL:03-6744-9589
Mail:okaeriQR@support-mapple.jp
)) 参考情報:おかえりQRとは? ((
おかえりQRは、高齢者の行方不明やお子さまの災害時の安否確認ツールとして、発見(保護)された方が携帯品などに貼られた『おかえりQR』シールをスマホやガラケー(フィーチャーフォン)で読み取り、現在の状況や発見場所を即時にご家族に伝えることができるサービスです。
|| 詳細は下記でご覧いただけます。
https://www.mapple-search.biz/service/about/