こんにちは、くらろぐです。
皆さんの大切な家族である愛犬、特に毛色が明るい子に目立つとされている「涙やけ」について今回は解説させて頂きます。合わせて対策についても記述しておりますので是非参考までにご覧下さい。
そもそも涙やけとは?

涙やけとは愛犬の目に何かしら埃や自らの毛などが干渉する場合や、食事の関係、涙管のつまりなどで涙がでてしまい、目の周りの毛が変色してしまう状態を指します。
現在では食事療法が有力とされており、実際多くのメーカーが涙やけ対策用のドッグフードを販売されています。
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食事の変更を考える際に何をみればいいのでしょうか?実は以下の3ポイントを抑えることで、涙やけはもちろん愛犬の体調を整える意味でもとても大切であると言えます。
食事の際気をつけるポイント
- 添加物が使用されていないか
- アレルギー対策をしているか
- 人間でも食べられる食材を使用しているか
犬の食事というのは飼い主が選んだものを食べるしかなく、何も考えず安価なドッグフードを与えられてしまうと後々体調などに影響が出はじめることも多いです。では上で述べたポイントについて順番に見ていきましょう。
ポイント①:添加物が使用されていないか
市販のドッグフードには、人間の食べ物には使わないような人工添加物が含まれています。添加物の中には、人間から見たドッグフードの見栄えを良くするためだけの着色料や、食いつきを良くする人工香料なども入っています。
このような人工添加物を、ワンちゃんが毎日の食事で摂取し続けると、「体調不良」「発がん」「アレルギー」「涙やけ、目やに」「免疫力低下」「皮膚トラブル」「下痢、軟便」など、ワンちゃんが様々な症状を引き起こす可能性が高まるのです。
下記の添加物は、特に注意が必要です。
保存料・酸化防止剤 | エトキシキン BHA BHT |
保存料・防腐剤 | ソルビン酸カリウム |
酸化防止剤 | 没食子酸プロピル |
防腐剤 | 亜硝酸ナトリウム |
保湿・制菌 | プロピレングリコール |
甘味料 | ソルビトール ビートパルプ グリシリジン アンモニエート コーンシロップ キシリトール |
合成着色料 | 赤色○号・青色○号 |
合成調味料 | 香料 |
まずは、現在ワンちゃんに与えているドッグフードの成分表示から原材料などを確認いただくことをお願いします。
ポイント②:アレルギー対策をしているか
犬の食事は、本来肉類がメインです。消化に時間がかかる穀物類は苦手であり消化不良で便がゆるくなったり、アレルギーを発症する可能性もあります。特に小麦やライ麦などに含まれるグルテンが食物アレルギーの原因になることが多いです。
その為、グレインフリーまたはグルテンフリーのドッグフードを選ぶのがベターです。
「グレイン」は穀物全般を指すので、その中には麦類も含まれます。一方、「グルテン」は麦類に含まれるタンパク質の一種を指す言葉です。(犬に生食がおすすめな理由3選という記事がございますので合わせてご覧下さい)
グレインフリー | 穀物であるお米や小麦、大麦などの麦類、トウモロコシなどが含まれないもの |
グルテンフリー | グルテン(麦類に含まれるタンパク質の一種)が含まれないもの |
ポイント③:人間でも食べられる食材を使用しているかどうか
実は安価なドッグフードというのは「4Dミート」と呼ばれる低品質な原材料を使用している場合があります。内容としては、病気で亡くなった動物の骨や肉、さらには殺処分で亡くなった動物の骨や肉など、とても食べられるような材料ではありません。
DEAD | 死亡した動物の肉 |
DYING | 死にかけの動物の肉 |
DISABLED | 障害のある動物の肉 |
DISEASED | 病気の動物の肉 |
これまで見てきた通り、安価なドッグフードは確かに見た目も悪くなく経済的に助かるという大きなメリットもありますが、長い目で見てみるとワンちゃんにとっては大変危険であると言えそうです。
涙やけ対策や治療としてもこれらの食事を避けることから、自然と治っていくワンちゃんが多くいかに体に負担が掛かっていたかよくわかります。
上記に挙げた、添加物が使用されておらず、アレルギーの原因でもあるグレインやグルテン、そして4Dミートが使われていない完全無添加の安全なドッグフードがございましたので最後に紹介させて頂きます。
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ぜひ愛犬の健康の為、まずは食事から真剣に向き合って頂けることを願っております。
くらろぐ